東京湾夏の風物詩、夜アナゴ🎣〜釣り方〜

夜アナゴは以前から気になってはいたものの、なかなか行くタイミングがなかった釣物です。

基本食べたい!と思うものに行くのですが、
もしかしたらふるさと納税で毎年ウナギを貰ってるから胃が満足していたのかな😅

近場の釣宿で釣果が良い日が続いてたので、
それならば!と行くことにしました。

まずは釣り方から書いていこうと思います〜!

釣り方

時間帯

夜アナゴの出船は18時頃夕まずめスタート!
22時頃に帰港する短い戦いです。
アナゴは夜行性なので、夜に狙うのですね。

仕掛け

仕掛けは、

  • ケミホタル37mm
  • ツリガネオモリ20~25号
  • ウナギ針11号

ケミホタル(ポキって折って光るやつで、暗い海の中でエサの位置を教えるものです)は赤と緑が主流なのですが、
最近赤が調子良いとお聞きしました。
※あくまでも私が乗る釣り船屋さんの感覚値です。
2本竿でやる人は、赤と緑で比べてみても良いかもですね😉

▼こんな感じの仕掛けになります。

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写真は緑のケミホタル。

天秤は赤クラゲが絡んでしまうので船宿ではオススメしてませんでした。
針は2本つける場合は長さを変えたりも⭕️

餌付け

餌はイソメを縫い刺しが基本ですが、
常連さんに聞いたら房掛けが良いよってアドバイスいただきました🙂

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イソメはイラストで…

アナゴはエサを食べるのが上手なので、付け方がゆるいとエサだけ取られちゃいます。
イソメの頭の硬いところにしっかり刺すことが重要!
あんまり垂らし過ぎても良くないので、ちょっとだけ垂らして切ります。
アナゴはイソメの匂いで寄って来るので、必ず切ることも大事です。

誘い方

小突き

オモリが海底についたら、
トントンと1秒に1回くらいのペースでオモリを上下させて海底を小突きます。
その時針が底から離れてしまわないように、
小突く幅は仕掛けの長さ以下にします。
※針が海底から離れたらほぼ釣れないそう。
活性の高い時は、船下にそのまま落とすこの方法で。

チョイ投げ

活性が低い時は、キャストして広範囲を探ります。
船下を小突くより手返しは悪くなりますが、ポツポツ拾えます。

常連さんは、2本竿、3本竿で釣っている方がほとんど!
1本はチョイ投げし、もう片方は置き竿〜。の方や
状況に応じて小突き2本でやる方など…
小突く場合は同じ調子の竿で揃えないと、リズムが狂ってやりづらいそうです。

合わせ方

最初に前アタリがあります。
そこで合わせてもまだ早いので、小突き続けるか、止めるかで待ちます。
その後本アタリがあるので、そこで合わせます。
アナゴは口が硬いので大きく合わせる!
強くではなく、大きくです。

なんだかマゴチ釣りに似てる感じですね。

タックル

1.2m前後のアナゴ専用竿か、
1.8mくらいのキス用などのスピニングタックル
先調子のものが良いです。
道糸はPE1.5号前後
夜なので糸が見えづらいので、老眼の人は2号でも良いとのこと。
リーダーはフロロ5〜6号程度

有利な釣座

アナゴ釣りはアンカーを下ろして釣るので、
釣座の有利不利が明確に出ます…
やはり潮先有利な釣りです。
アナゴはイソメの匂いに寄ってきますし、潮に逆らって泳ぎます

潮先に常連強者が居ると、全部持ってかれて反対側の人にはおこぼれがない…!!!
なんてことも😱
潮先がどこの席なのかを事前に調べることが大事ですね!

潮先を事前に知るには

①潮の上げ下げ
東京湾では
上げ潮の時は、南から北へ
下げ潮の時は、北から南へ
と潮が流れるのでわかりやすいです。

②風向き
何故風向きが大事かというと、
風向きによって船の向きが決まるからです。
船は風の来る方向を向きます

<例>
  • 下げ潮
  • 東風

右舷が潮先(有利)

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下げ潮なので、潮は北から南に向かって流れます。
釣り人が落とした糸も潮に流されるので、北から南へと伸びます。
右舷の人々が一番最初に魚と出会うわけです。

こうなると右舷と左舷で釣果の差が激しく出ます。
左舷でも一番後ろのトモ座の人は、船の後ろから遠くに投げれますので、
有利な釣り座になりますね。

・・・以上を踏まえて、夜アナゴ船に乗ってきます!!

つづく。