久々!冬のタチウオ釣り🎣〜その1:釣り方編〜

タチウオは夏と冬でハイシーズンがあり、
それぞれ違う釣物な感じが楽しめます。

夏のタチウオ

浅場活性が高く数釣りが楽しめます。
あっさりしてて食べやすいのが特徴。
ただ、かなり釣れちゃうから、そんなにいらないんだよなぁ…と。
うん十とか釣れちゃってもね…

冬のタチウオ

150mとか200mとかすごい深場になり、電動リール必須。
活性も低くなるのですが、
とにかくデカくて脂が乗ってるのが特徴です。

巻くのは電動リールなので、竿受けに竿置いてウィーンと楽なのですが、
水深100越えは、誘いだけで腕が死にます。

どちらも敬遠するに値する理由があり、
なかなかタチウオ行こう!!って空気にならないのですよね…

が!冬なのに異変が!
水深30mまで上がってきてるというのです。

これは!!
ということで久々に行ってきました。

タチウオの釣り方

今回は餌釣りです。
餌は一般的にサバの切身を細く切ったものを使います。
タチウオは餌付け7割、誘い3割
と言われるくらい、餌付が大切です。

餌の付け方

切身が
元気に泳ぐ小魚に見えるように
演出
するのですが、
餌付のバランスが悪いと
水中でクルクル回ってしまう
のです。
そんな泳ぎ方する小魚はもちろんいないので、
タチウオは食べてくれなくなっちゃいます。
そう簡単には騙されてくれないんです。
水中でくるくる踊りまくっているちょっとヤバイ奴いたら
見ないようにしよう…って思いますもんね。わかります。

餌の付け方は何パターンかあり、縫うようにして針を付けるのですが、
最後皮から針が出る付け方が、外れ難く餌もちが良いです。

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一番定番の刺し方です。YAMASHITAさんより

タチウオは身を剥ぐように餌を食べるからです。

逆に、針を身の方に出るように刺すと、すぐ餌がよれてしまうのですが、
活性が悪い時などは、身の方から出してみるなども有効です。
ほぼ活性がない!!!って時はチョン掛けなんかも良いと聞きます。

<餌付のポイント>
・針をど真ん中に刺すこと
・針についてる返にしっかり固定すること
左右対称になるように餌をカットすること

これらを守ると、餌が水中でくるくるせず、
第一関門「小魚に見える演出」クリアです!

まわりが釣れているのに、自分は釣れない!!
なんて時は餌がおかしいことになっている可能性が高いです。
餌付、大事ですね🤔

基本の釣り方

まず、指示棚まで仕掛けを落とします。
30~40mの指示棚だったら40mまで落とします。
この時、40mより下に落とすと
せっかく浮いてきているタチウオを沈めてしまうことになるので、
指示棚はしっかり守ります

シャクって巻いて、シャクって巻いて、を繰り返し
上に上に少しずつ上げていく感じです。

タチウオは餌を見つけるとアタックしてきます。
実はタチウオ、捕食が下手くそなんです。
このアタックはアタリかな?と思いがちですが、まだ食べれてないんです。
なので、アタリを感じても、手を止めないで誘い続けます。

アタックを繰り返してくるので、
いるいる、わかってるよ、でも、誘うよ~
といった感じで続けると
本アタリがくるので、そこで初めてアワせます。

実際に
シャクって巻いて、ツンツンツンツン(タチウオ)
またシャクって巻いて、ツンツンツンツン(タチウオ)
と自分の誘いに誘導されるようにタチウオが登ってくるのがわかるので、
それが楽しいんですよね〜😊

誘い方

基本の誘い方は
45度のシャクリで1/2回転
状況に応じて小さなシャクリにしてみたり、
大きなシャクリにしてみたり、探ってみて調整です。
ピタっとしっかり止めて、餌を食べてもらうスキを作ることが大切です。

リールの巻き幅

  • 棚が広い時は1シャクリに1回転

指示棚の幅(◯m〜◯mの幅)が広ければ、
その棚のどこら辺が良いのか探るのにも時間がかかるので、
1回転くらいを目安にします。

  • 棚が狭い時は1/2回転〜1/4回転

指示棚の幅が5mとか10mとか狭い時は、
その指示棚の中でよりたくさん食わせるタイミングを作りたいので、
細かく探ります。

あたり棚がピンポイントの時は1/8回転。
などなど、その時に応じて回転数も調整します。

釣り方はしっかり座学を

タチウオは、釣り方わからないで挑むと本当に釣れないです。
知識があるかないかで、釣果にすごく差が出る釣りだと思います。
ただ、わかれば難しくないし、むしろ色々やってみて探るのが楽しいです!

純粋に「釣り」というもので考えると、
タチウオ釣りは私の中でベスト5に入る釣りです。
(あんまり行かないですけどね😅)

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次回はレポートとお料理かなー

長くなっちゃったので、つづく。

▼続きです〜 

nigori.hatenadiary.jp